Peccell I-V curve analyzer ver.2.1のご紹介

2008年を迎えて

ペクセル・テクノロジーズ社では、2005年6月に色素増感太陽電池(DSC)対応I-Vカーブ測定ソフトPeccell I-V Curve Analyzer 2.0を 発売以来、多くの企業及び大学研究機関におけるDSC研究のスタートアップに導入していただいてまいりました。

2008年を迎え、太陽電池への注目度は、益々高まっています。
DSCの研究開発においても、実用化に向けた動きがさらに加速しております。これまでのミニセルの評価から、大面積化、モジュール化、 さらに、耐久性試験も含めた測定の必要性がでてきています。

このたび、お客様の声を元に、ソフトウェアの機能を一部バージョンアップしましたのでご紹介いたします。 また、ソフトウェアの仕様を一部変更して、プラスチックDSCの耐久性試験に活用しておりますので、そのアプリケーション例をご紹介いたします。

Peccell I-Vカーブアナライザ2.1(以下PEC-IV2.1)の新機能

  1. Keithley2420型ソースメータへの対応
    従来のKeithley2400型ソースメータのみではなく、2420型ソースメータにも対応しました。
    このことにより、単セルのみならず、モジュールを含む大面積太陽電池の評価に幅広くお使いいただくことができます。

  2. データセーブ時に時間を記録します。
    この機能により、測定した日時をI-V特性の測定データファイルとともに、保存することができます。

  3. 弊社光量検定用シリコンセル(PECSI-01)の短絡電流測定ボタンの設置
    Keithley社ソースメータにて、容易に光量検定ができるよう、専用のボタンを設置いたしました。
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Peccell Technologies, Inc. 2008